イタリアオペラの夜「仮面舞踏会」ハイライト 出演アーティスト


上江隼人(Baritono)

東京芸術大学同大学院首席修了。 11年イタリアのヴェルディ音楽祭にてミケーレ・マリオッティ指揮『トロヴァトーレ』でルーナ伯爵をブッセート劇場にてイタリアデビュー賞賛を浴びる。15年10月にはヴェルディ音楽祭にて「リゴレット」表題役に大抜擢され好演を博す。主な出演歴として国内では、東京二期会『ナブッコ』「ドン・カルロ」「パリアッチ」「リゴレット」「トロバトーレ」、藤原歌劇団 「椿姫」、日生劇場「セビリアの理髪師」などで出演。特に15年東京二期会「リゴレット」では、音楽の友誌や朝日新聞にも「道化の絶唱」と大絶賛された。海外では、パルマ王立歌劇場とシチリアのカターニアのマッシモ・ベッリーニ劇場で「スティフェリオ」のスタンカー役。同劇場「カヴァレリア・ルスティカーナ」など、「パリアッチ」同劇場の上海ツアーにも参加した。2018年4月、新国立劇場劇場「アイーダ」 にアモナズロ役で出演、NHKニューイヤーオペラ・コンサートに出場、9月東京二期会オペラ劇場プッチーニ作曲「三部作」にて、外套のミケーレとジャンニ・スキッキ タイトルロールで、10月にはバッティストーニ指揮 札幌芸術劇場 こけら落とし 「アイーダ」にて、アモナズロ役で出演好評を博す。2019年2月には藤原歌劇団「椿姫」ジェルモン役で出演、9月藤原歌劇団「ランスへの旅」に出演、来年20年2月には「リゴレット」タイトルロールが決まっている。

五島記念文化賞オペラ新人賞受賞。

 

立川かずさ(Mezzosoprano)

武蔵野音楽大学卒業。(財)日本オペラ振興会オペラ歌手育成部修了。

 

藤原歌劇団「リゴレット」チェプラーノ伯爵夫人役にて同歌劇団デビュー。オペラでは、「魔笛」侍女3役、童子3役、「アンドレアシェニエ」マデロン役、「アドリアーナ・ルクヴルール」ブイヨン公妃役、「イル トロヴァトーレ」アズチェーナ役、「蝶々夫人」スズキ役、「カルメン」カルメン役、メルセデス役、「こうもり」オルロフスキー役等で出演。宗教曲では、ヘンデル「メサイヤ」、バッハ「ロ短調ミサ」、モーツァルト「レクイエム」「戴冠ミサ」等、ヴィヴァルディ「グローリアミサ」、ロッシーニ「小荘厳ミサ」、ベートーベン「荘厳ミサ」「交響曲第九番」、ヴェルディ「レクイエム」等のアルトソロで出演。八ヶ岳音楽祭、霧島国際音楽祭(新国立劇場合唱団のアンサンブル出演)等にも出演。最近では、テアトロヴォカーレ(アンサンブル)や、「6人のメゾソプラノ達」のメゾソプラノ地位向上委員会メンバーとして様々な形のアプローチで演奏活動も始める。

 

藤原歌劇団準団員。 


狩野賢一(Bass)

国立音楽大学卒業、同大学院修士課程声楽専攻首席修了。二期会オペラ研修所修了。

 

第9回藤沢オペラコンクール奨励賞。《ドン・ジョヴァンニ》レポレッロでオペラデビュー後、二期会や小澤塾を始め様々な舞台に出演。2017年には東京二期会他共催《ばらの騎士》愛知公演にてバスの難役とされるオックス男爵を演ずる。

二期会会員。

小幡淳平(Baritono)

東京都調布市出身。桐朋学園大学コントラバス専攻卒業。同大学研究科声楽専攻修了。二期会オペラ研修所修了。現在サントリーホールオペラアカデミー所属。声楽を谷茂樹氏、妻屋秀和氏に師事。これまでに出演した役は「フィガロの結婚」バルトロ、「ドンジョヴァンニ」騎士長、「コジファントゥッテ」アルフォンソ、「魔笛」ザラストロ、「イル  トロヴァトーレ」フェランド、「マクベス」バンコー、「椿姫」ドットーレ、「アイーダ」ランフィス、「ラボエーム」コッリーネ、「トスカ」アンジェロッティ等。コンサートソリストとしてはフォーレのレクイエム、ブラームスのドイツレクイエムを務める。


齋藤誠二(Piano)

武蔵野音楽大学(器楽学科フルート専攻)卒業。同大学卒業演奏会、新人演奏会、読売新人演奏会等に出演。第三回仙台フルートコンクール第2位、第三回ロシア声楽コンクール最優秀賞伴奏者賞など受賞。

 

大学卒業後は伴奏ピアニスト、コレペティトールとしてオペラの現場にも多く関わる。2010年から現在まで武蔵野音楽大学伴奏研修員として学生のサポート、指導にあたる。これまでにセビリア、ウィーン、ブダペストなど海外での演奏会にも参加。セビリア市長より感謝状を授与される。近年は米良美一氏、新垣勉氏らと共に全国各地での演奏活動を行っており、その演奏はテレビ朝日系「報道ステーション」等にもメディアにも多くとりあげられるなど幅広く活躍している。